ホップノキ (2003.5.14)
 Ptelea trifoliata(Common hoptree)


 京大理学部植物園でホップノキというのを見つけた。ビールのホップの元になる木かと思ったが、違ったようである。本によると、木の実がホップの代替品に用いられるとあったので、ホップノキという名前もこの辺りに由来するのであろう。本種はミカン科であるが、ビール用のホップはクワ科の蔓性植物で、その雌花を乾燥させて用いるようである。
 trifoliataとあるように、特徴は3枚に出る葉の形であるが、花の後の種子も丸い鞘に包まれていて、特徴がある。
 学名はPtelea trifoliataで、ミカン科である。アメリカ中南部に広く分布する。



5月末に言ったときは、もうすっかり花の盛りを過ぎて、雌しべが種子に成長しかけていた。



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