この季節に勢いよく咲いている花はなかなか無いが、ヒイラギナンテンの類縁種である「セイヨウヒイラギナンテン(チャリティー)」はとても元気よく咲く。妻の勤め先の近くに黄色のヒイラギナンテンが上を向いて勢いよく咲いているというので、写しに行った。箕面市の中町会館の前に植えてあるチャリティーである。屋根の高さを超す勢いで伸びており、まるで噴水のように黄色の花を吹き上げていた。 日本でよく見るヒイラギナンテンは17世紀に渡来した外来種であるが、Mahonia japonicaという学名をもらっている。これは、春先に俯きに花を付けるが、セイヨウヒイラギナンテンは11−1月に上向きに花穂を延ばす。 ここで少し整理しておくと、ヒイラギはモクセイ科、セイヨウヒイラギはモチノキ科、そして、ヒイラギナンテンはメギ科である。何ともややこしいが、違いは花を見ると一目瞭然である。セイヨウヒイラギナンテンの花はもちろんヒイラギナンテンと類似している。 学名はMahonia x media "Charity"でメギ科ヒイラギナンテン属である。 |