ヒメトチ (2001.9.25)
 Aesculus glabra


 ふと上を見上げると、真っ赤な紅葉が目に飛び込んできた。北海道は早くも紅葉のシーズンに入りつつある。特に、この「ヒメトチ」は早いようだ。木の根元はまだ青いが、 梢のほうから赤に染り始めていた。
 北アメリカ原産のトチノキで、Ohio buckeyeと呼ばれており、北米では中東部に広く分布する。トチノキに比べて葉が小さく、細い。葉柄の長さが目立つ。5月頃に円錐花序をつけ、小さめの球果になるが、他のトチの実とは違って表面にはトゲがある。
 学名は、Aesculus glabraでトチノキ科である。glabraは、毛のない、滑らかなという意味。



ヒメトチの葉の裏側



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