どこの温室に行っても必ず見る花である。ミュンヘンの植物園、ブリュッセルの植物園の温室で写真を撮った。もちろん京都府立植物園の温室にもある。そして最近、とても綺麗な写真をノルンさんから送って頂いた。 可愛い花を殆ど一年中付けているが、茎の棘が鋭い。バラにしろ、ハマナスにしろ、やはり綺麗な花には要注意である。葉は主として枝の先端部分につくが、その形もよく若葉色が綺麗なので、最近は家庭でも鉢植えにして観賞するようになった。乾燥にも強い。通常は深紅かピンクの花を付けるが、ブリュッセルの植物園で見たものは黄色であった。 学名はEuphorbia milii var. splendensでトウダイグサ科ユーフォルビア属である。マダガスカルの原産。英語名はCrown of Thornsである。 |