ハクショウ−白松 (2003.5.12, 2010.5.6, 2023.1.8(おかりんさん))
 Pinus bungeana


 まだらの幹の針葉樹を見つけて、何の木かと近づいたら、松であった。
 「白松」は幹が白いので、中国では神聖な木とされる。その樹皮は、若木では滑らかな淡灰色だが、大きくなると剥がれて、その部分は淡青白色になる。樹齢も長く、中国では1000年を越すものも多い。
 葉は3個ずつ付く。クロマツは2個、五葉の松は5個であって、松の葉の付き方には色々あることが解る。雌雄異花で4−5月に咲く。球果は5-6cmの楕円体で、翌年の秋に成熟する。種子は食用や薬用に用いられる
 日本には自生せず、中国原産で、日本には江戸時代以降に移入された。神社などに神聖なものとして植えられることが多い。学名はPinus bungeanaで、マツ科マツ属の常緑中高木である。
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 大阪府松原市のおかりんさんから、中央公園にある白松の写真を送って頂いた。この木の紹介などは「日中友好の白松」を参照して下さい。

葉は3本ずつが束になっている


京大理学部植物園で。振ると花粉が勢いよく散った。


 牧野植物園で(2010.5.6)


まつぼっくり(2023.1.8)


はがれた樹皮(2023.1.8)


 牧野植物園で(2010.5.6)


大阪府松原市の中央公園で(2023.1.8, おかりんさん)


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