ギンドロ(銀泥)−春 (2003.3.22)
 Populus alba


 一昨年から楽しみにしていたギンドロの花に会うことが出来た。万博公園のソラードからの撮影である。やや時機を逸して、殆どの花は茶色く枯れかけていたが、あちこち探してようやく薄緑の花を見つけた。3月初めが花期であるようだ。
 ヤマナラシと同じハコヤナギ属である。花は3−4月に付き、その後、種子をくるんだ白い綿の様な毛をとばす。ヨーロッパの原産で明治中期に渡来した。今はあちこちの公園で見られる。白い幹と、裏が真っ白な葉が特徴的で、一度見ると忘れることはない。
 学名はPopulus albaで、ヤナギ科ハコヤナギ属である。albaは当然「白い」という意味。別名をハクヨウあるいはウラジロハコヤナギという。




ギンドロの白い幹                         花にはもう綿毛が付いている


ギンドロの葉−裏が銀色


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