ギンドロ−銀泥 (2001.2.11)
 Populus alba


 万博公園(万国博覧会記念公園)に「ソラード」というものがある。 高いところから木々を見るための散策路である。林の中を通る、10-15m程度の 歩道橋のような道から木々を見下ろすと、下からは見えなかったものが目に入る。
 ギンドロはその白い幹と、裏が真っ白な葉が特徴的で、一度見ると忘れることはない。しかし、背が高いために、花や冬芽を見ることが出来ない。「ソラード」は 有り難いことにギンドロの林の中を通り抜けていく。そして、今、高い梢で膨らんでいる冬芽を手にとって堪能することが出来る。3-4月の花の季節が楽しみである。
 学名はPopulus albaで、ヤナギ科ハコヤナギ属である。albaは当然「白い」という意味。別名をハクヨウあるいはウラジロハコヤナギという。


冬芽は白い粉をかぶっている



夏のギンドロ−葉の裏が白い、昨年は沢山の蝉がかえった


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