この季節、赤い実が目立つ木の一つである。ちょっと見るとトサミズキと似た葉が対生している。5−6月に白い小さな花をいっぱいに付ける落葉の低木である。 9−10月には実が赤く熟し、11月頃には甘くなって食べることが出来る。実の黄色い品種を「キミノガマズミ」という。日本全土の山野に分布し、ヨソゾメ、ヨツズミなどとも呼ばれる。 学名はViburnum dilatatumで、スイカズラ科ガマズミ属である。京都府立植物園で写した。なお、キミノガマズミの学名は、Viburnum dilatatum f. xanthocarpumである。こちらは六甲高山植物園で撮影した。 |