豊中の町を歩いていて、珍しい花が庭先に植えてあるのを見た。家の人に
聞いたが名前がわからないという。帰って調べると、南米原産のフェイジョア
という木であった。最近は色々な外来種が庭木に使われていて楽しい。 昭和初期に渡来した木でパイナップルグァバとも呼ばれる。 大きいものは5m程に育つ、常緑の小高木である。花は6−8月に咲き なかなか派手である。花弁が巻く性質があるようだ。実は灰緑色で、 パイナップルのような香りがして、食べることが出来る。 学名はFeijoa sellowianaで、フトモモ科フェイジョア属である。 *********************************************************** 野坂さんが目ざとくフェイジョアの実を見付けて送って下さった。下3段にある写真から、時間と共に変化する実の様子がよく解る。野坂さんのメールには、次のように書いてあった。 「7月には青く上向きに生っていた実が、11月には大きくなって、下向きになっていました。「秋に少し黄色くなると、皆、落ちてしまうのです」と、植物園の人が言っておられました。落ちた実は、いい香りがしました。カリンと、ポポーをミックスしたような?香りです。」(2005.12.17) |