エンジュ−槐 (1998.7.19、2001.8.2、2008.10.5(橋口さん))
 Sophora japonica


 いま、エンジュが花の盛りである。京都銀閣寺の北の疎水沿いや御蔭通りの北白川よりの街路樹から、白い花が道一面にこぼれている。(8/1)
 ハリエンジュに比べると背は高いが、花は小さい。香りもハリエンジュのような甘みはなく、虫も多くは来ないようである。花期が7−8月で、木一面に白〜淡黄色の花がつく。遠くから見ると、トウネズミモチの花と見まがうが、もちろん近寄ってみると木の幹や葉そして花の様子も違う。
 中国名を「槐」といい、中国原産で漢方によく用いられるが、学名にはjaponicaとついている。
 学名はSophora japonicaで、マメ科クララ属である。京大理学部1号館の中庭で写す。遠くに大文字山が望まれる。
*****************************************************************
 橋口さんからの季節のお便りで、エンジュの実の写真が届いた(2008.10.5)。下段の2つがその写真である。マメ科であることが納得される実の形である。




花は円錐花序。以下の3枚は豊中市内で写す。



エンジュの葉は対生


遠景は大文字、右は吉田山


                                 9月の豆


10月はじめのエンジュの実(大阪市内で橋口さん撮影)。


実を沢山付けたエンジュの木


木々のリストへ戻る