ダンコウバイ(壇香梅)
  (2000.3.26、2000.10.22(梅本さん)、2005.4.5、2008.3.25)
 Lindera obtusiloba


 京都植物園でダンコウバイが咲き始めた。探していて見つからなかった木である。 生態園の西の端に2本あり、小さい方の一本がまばらに花を付けている。
 雌雄異株で、各々に雌花・雄花が咲く。花期は3−4月で、木の大きさや形は アブラチャンに似ているが、花柄が無いので見分けられる。若葉の形や、秋の紅葉も 美しい。7-8mmの赤い果実は10月には黒く熟す。
 学名はLindera obtusilobaで、クスノキ科クロモジ属の落葉中高木である。関東・新潟以西に分布する。
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 今年のダンコウバイは、筑波にある国立実験植物園で見た。園内には 大小数本のダンコウバイがあり、満開であった。国立実験植物園は、筑波センターの 北1km程のところにある大きな植物園で、非常に沢山の木々や草花が集められている。 丁度カタクリの花も可憐に咲いていた。(2000.3)
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 梅本さんから、秋のダンコウバイの実の写真が届きました。10月には沢山の実が 黒く熟しているのが見られます。
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ダンコウバイの雌花



ダンコウバイの雄花



ダンコウバイの蕾(2004.3.18)、花柄が無いことが解る


10月のダンコウバイの実

ダンコウバイの葉と樹皮



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