知多半島の常滑は、瀬戸と並んで愛知県を代表する陶器の産地で、常滑焼は全国的に有名である。その常滑焼の窯元が集まって工業団地を作っており、沢山の展示館があって好みの陶器を買うことができる。陶器製品の中で、花瓶や鉢の占める割合は大きく、意匠を凝らした植木鉢が展示されており、植木の店まである。 その植木店で、珍しいクサギが満開であった。ゲンペイクサギは最近よく普及しているが、「クラリンドウ」と名付けられたこのクサギは初めて見た。常緑の灌木で、秋から冬にかけて花を開く。水はけのよい、半日陰で育つそうである。 学名は、Clerodendrum wallichiiでクマツヅラ科クサギ属である。 |