センニンソウの写真を載せたのを見て、同じ属のボタンズルの写真を
梅本さんが送って下さった。実によく似ているので、葉を見なければ
間違いそうである。 ************************************************************************ 和名 : ボタンヅル 学名 : Clematis apiifolia 科名 : キンポウゲ科センニンソウ属 分布 : 本州、四国、九州 本種は、前回に紹介されていた「センニンソウ」の仲間です。 漢字で「牡丹蔓」と書きますが、これは3出複葉の「葉」が、 丁度、牡丹の葉に似るところから来ています。 本種も「センニンソウ属」ですが、ご存知の様に其の園芸品種を総称して 「Clematis クレマチス」と呼んでいるので、馴染みの名前ですね。 この仲間には、東南アジアを中心に約300種程知られており、 その数の多さに驚かされます。 日当りの良い林縁や山地に生えているので、 8〜9月頃には見掛ける事も多いと思います。 尚、関東〜中部地方にかけて、小葉がやや小さく(2〜4cm) 鋸歯も粗く鋭い、変種の「コボタンヅル var.biternata」があります。 ************************************************************************ |