ビワ (1998.12.6、加藤さん)
 Eriobotrya japonica


 卒業を前にして忙しい加藤さんから、久しぶりに花の便りが届きました。 以下のような解説が付いています。
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ビワ(枇杷)

学名:Eriobotrya japonica
バラ科ビワ属

この時期に花を咲かせ、翌年の春の終わりころ実が熟します。 花の少ないこの時期ですが、ミツバチがちゃんと見つけて蜜集めをしていました。 香りの良いハチミツが取れるそうです。

日当たりの良いところを好み、かなり大きくなるので、 日当たりや風通しを悪くする、というので「庭に植えない方がいい」 という俗説があります。一方で、ビワにはいろいろな効能があるので、 多くの人に知られまいと迷信的な話をだれかが流した、という説もあるそうです。 実際、ビワには様々な効用があり、ビワの葉酒、ビワ茶葉などとして 利用されています。

ちなみに学名のEriobotrya(ビワ属) は erion (軟毛)+ botrys(ぶどう) の意味で、軟毛でおおわれた果実がブドウのように房状になる様子から 来ています。
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