アオギリ−青桐 (1998.7.1)
 Firmiana simplex


 アオギリは緑色の幹が特徴ですぐに覚えられる。葉も大きく浅く3ー5裂 している。樹皮は滑らかで、木登りが難しい。小さい頃、枝打ちしてあるアオギリ に登るのを得意がっていたことを想い出す。秋に出来るアオギリの実は、丁度 葉の縁に豆がついたようになっており、子供たちはこの実を投げ合って遊んだ。
 6ー7月に、大きな円錐花序をだす。花は地味で花弁が無く、萼の部分が 反り返るのでかろうじて花の体をなしている。それでも虫たちには人気があり、 たくさん集まっている。ほのかに良い香りがある。
 アオギリは、子供心に残る木である。
 学名はFirmiana simplexで、アオギリ科アオギリ属である。

アオギリの雄花




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