最近、道の両脇の灌木帯にピンクのアベリアを見かけることある。ハナゾノツクバネウツギの変種だろうと思っていたが、ハナゾノツクバネウツギとピンクのアベリア シューマニー(Abelia schumannii)との交配種で、アベリア エドワードゴーチャー(Abelia cv. Edward Goucher)という園芸品種らしい。 ハナゾノツクバネウツギは萼が5枚で、花の内部に網状紋が無いが、エドワードゴーチャーは萼が2枚で網状紋がある。ちなみにアベリア シューマニーも花と萼の形はエドワードゴーチャーと同じであるので、区別が難しいと思われるが、日本で見られるのは主として後者であるようだ。 学名はAbelia cv. Edward Goucherで、スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑/半落葉低木である。1911年にアメリカ農業省のEdward Goucherによって作られた。 |