アベリア (エドワードゴーチャー) (2007.7.30、2011.10.1、2015.7.10)
 Abelia cv. Edward Goucher


 最近、道の両脇の灌木帯にピンクのアベリアを見かけることある。ハナゾノツクバネウツギの変種だろうと思っていたが、ハナゾノツクバネウツギとピンクのアベリア シューマニー(Abelia schumannii)との交配種で、アベリア エドワードゴーチャー(Abelia cv. Edward Goucher)という園芸品種らしい。
 ハナゾノツクバネウツギは萼が5枚で、花の内部に網状紋が無いが、エドワードゴーチャーは萼が2枚で網状紋がある。ちなみにアベリア シューマニーも花と萼の形はエドワードゴーチャーと同じであるので、区別が難しいと思われるが、日本で見られるのは主として後者であるようだ。
  学名はAbelia cv. Edward Goucherで、スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑/半落葉低木である。1911年にアメリカ農業省のEdward Goucherによって作られた。 





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