宇治植物公園の早春 (2002.1.19)


 宇治市植物公園を初めて訪れた。暖かい冬の日で、人影の少ない公園内の木を愛でながら、のんびりと散策する事が出来た。公園の入口から正面に大きな花壇のタペストリーがみえる。種々の色の花々を並べて、大きな馬が描いてあった。入口を入ると展示室を抜けて温室に入る。ここには沢山の亜熱帯性の木々が植えられており、楽しめる。中は、真冬でもシャツ一枚で良いほどの蒸し暑さである。
 温室を出て、タペストリーの右手から高台に登っていく。この道すがらの木々がなかなか良い。コナラやクヌギなどドングリの出来る落葉樹と花木がうまく植えられている。タペストリーの後の高台を通って反対側に出ると、花木園とハーブ園である。ここには梅、桜、ロウバイなどが植えてあるが、私は右手の落葉樹林の方が気に入った。
 宇治市植物公園には、京阪宇治またはJR宇治駅を通る植物公園経由大久保行きのバスに乗って「植物公園」で降りる。バスは1時間に2本程度である。駅からは遠くないので、3−4人なら駅前からタクシーを使ってもよいだろう。
 公園で見つけた早春の幾つかをご紹介します。

十月桜は今も咲いています


シデコブシの蕾は暖かいマントにくるまれてゆっくりと育っています


紅梅が良い香りを放ち始めていました


ナンキンハゼの白い実が目立っています


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