都市緑化植物園の椿 (2002.3.16)


 千里ニュータウンと大阪中心部を結ぶ「北大阪急行線」の服部緑地公園駅で降りて、南南西に500mほど歩くと「大阪府立都市緑化植物園」である。ここは、京都府立植物園ほど大きくはないが、多くの花木が植えてある。また、ボランティアの人達が、ここを訪れる人々に園内の案内をして下さる。府民に愛されている植物園である。
 この植物園の目玉の一つは、椿の品種が沢山集められていることである。現在、300種があるという。丁度この季節、椿山には和・洋のつばきが今を盛りと花を付けている。日本の椿には侘助系等のおとなしいものが多く、洋ものにはバラと間違うような派手なものが多い。この植物園で人気の椿は、変わり種の「金魚椿」である。リュウキンのような花が咲くわけではなく、葉が金魚の形をしているところから金魚椿と呼ばれるようになったらしい。
 幾つかの椿の花をご紹介しよう。

金魚のような形の珍しい葉を持つ「金魚椿」



肥後の椿は雄しべの目立つのが特色と言うことであった


洋ものの椿は凝っている


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