どの世界でも、あわてて早すぎたり、愚図で遅すぎたりするのがいるものである。
12月から2月にかけて、花の少ない季節に、色の付いた木を見つけると
思わず駆け寄って「季節はずれ」の花を見つけることが多い。 今日はそのいくつかを並べてみた。季節はずれの花は、盛りの時に比べると やはり弱々しくて、種類が特定しにくいものもある。 それでも、寒いさなかに間違って開いた花が、 一生懸命まわりに色香を放っている様子はいじらしい。 「がんばれよ」と声をかけたくなってしまう。 ********************************************************* 季節はずれの花について、塩竃市の玉川さんから、以下のような コメントを頂きました。 なるほど、納得です。 「これは花木の意志なのでは?と思っています。 昆虫には一斉に孵化するものが多いのですが、それの前後1ヶ月に孵化する少数派がいます。これは種族を絶やさない知恵のようです。もし、一斉に孵化した後に天候不順があれば、全滅の可能性があります。その時にこの前後1ヶ月派が生き残る可能性がり、種族保存の幅が広くなります。 季節はずれの花々も種族保存の幅を広げる術ではないでしょうか?」 (2002.1.20) ********************************************************* |