季節はずれ (1999.1.31)


 どの世界でも、あわてて早すぎたり、愚図で遅すぎたりするのがいるものである。 12月から2月にかけて、花の少ない季節に、色の付いた木を見つけると 思わず駆け寄って「季節はずれ」の花を見つけることが多い。
 今日はそのいくつかを並べてみた。季節はずれの花は、盛りの時に比べると やはり弱々しくて、種類が特定しにくいものもある。
 それでも、寒いさなかに間違って開いた花が、 一生懸命まわりに色香を放っている様子はいじらしい。 「がんばれよ」と声をかけたくなってしまう。
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季節はずれの花について、塩竃市の玉川さんから、以下のような コメントを頂きました。
なるほど、納得です。
 「これは花木の意志なのでは?と思っています。
 昆虫には一斉に孵化するものが多いのですが、それの前後1ヶ月に孵化する少数派がいます。これは種族を絶やさない知恵のようです。もし、一斉に孵化した後に天候不順があれば、全滅の可能性があります。その時にこの前後1ヶ月派が生き残る可能性がり、種族保存の幅が広くなります。
 季節はずれの花々も種族保存の幅を広げる術ではないでしょうか?」
(2002.1.20)
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マンサク(花期は3月)の一種か?         ぼけ(花期は3-4月)


ギョリュウバイ(花期は5-6月)


ブラシの木(花期は5-6月)


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