ドングリたち−シイなど (2001.11)


 カシの多くが同心円状の殻斗を持っているのに対し、マテバシイやナラガシワの殻斗は不規則なブツブツです。(写真はありませんがコナラ・ミズナラなども同じです。)スダジイやツブラジイは、実全体を包む、鎧のような殻斗を持っています。また、アベマキ・クヌギ・カシワなどの殻斗は、髭モジャさんです。
 マテバシイの実は大きくて、これを集めて皮を割り、渋皮をとって水につけ、煮込んでやると豆のように柔らかくなって団子にすることが出来ます。マテバシイは味が少なく美味しくはありませんが、スダジイは小さいながら味と香りがよく、木の実を拾う人の姿をよく目にします。
 カシのドングリ達は、こちらをご覧下さい。

マテバシイ


ナラガシワ


スダジイ


ツブラジイ


アベマキ


トピックスへ戻る