伊吹山周辺の特産固有種である。ヤマルリトラノオと非常に似ていて、区別が付かない中間種もあるように見える。葉が比較的大きくごつごつした感じで、葉が茎を抱き、花穂に分岐が多いものを、ここではルリトラノオと同定した。クガイソウともよく似ており、一緒に咲いていることもあるが、クガイソウの葉は4-6枚が輪生して段を成しているので、はっきり区別できる。 学名はPseudolysimachion subsessileで、オオバコ科ルリトラノオ属の多年草である(以前の分類では、ゴマノハグサ科クワガタソウ属)。花期は7-8月。伊吹山及びその周辺でのみ見られる。 |