オオバギボウシ−大葉擬宝珠
 Hosta montana/sieboldiana
 2007.8.8(伊吹山-1300m)、2009.7.16(八方尾根-1900m)、2011.7.13(乗鞍高原-1500m)、2012.8.16(伊吹山-1300m)


 どこの山でもよく見る花である。長い茎の先端に、淡紫色か白の大きな百合が密に咲いたような花と、先の尖った心形で葉脈の美しい大きな根生葉が特色で、分かり易い。。7月の蕾も美しいし、8月の満開の花も見事である。背が高く、遠くからでもよく見える。
 日本海側の山を中心に咲くとされる「トウギボウシ(Hosta sieboldiana)」とは形態が殆ど同じで区別が付かないので、同一種とされることが多い。よく似ているコバギボウシは一回り小さく、花は濃い紫である。
 学名は Hosta montana/sieboldianaで、ユリ科ギボウシ属の多年草である。花期は7−8月。日本全土の山地に生える。

西登山道でよく見られる(伊吹山、2012.8.16)


葉がよく茂った長年の株(伊吹山、2007.8.8)


花は白−淡紫色で密に付き大きい


葉が美しい。花は下から上に向かって開花する(乗鞍高原、2011.7.13)


先端の蕾


中間の蕾と茎を抱く葉


茎がとても長い(八方尾根、2009.7.16)


開きつつある蕾が美しい


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