セリバヒエンソウ−芹葉飛燕草 (2011.4.17(神奈川県大山)、翔さん)
 Delphinium anthriscifolium


 オダマキに似た感じだがスマートな形の紫の花を付ける。ツバメが飛ぶように見えるので飛燕草と名付けられた。葉は切れ込みの多い羽状複葉でセリの葉に似ている。中国原産で明治初期に渡来した。野草化し、関東からジワジワと分布が拡がっている。花期は4−6月で、花の後は刮ハとなり種を飛ばす。
 学名は Delphinium anthriscifoliumで、キンポウゲ科デルフィニウム属の一年草である。関東平野を中心に林間や草地に生育する。



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