ついに「三春の滝桜」がお目見えした。日本三大桜と言われる名木の一つである。以前から行きたいと思いながら、遠い上に時期を選ぶのが難しく、なかなか機会が作れなかった。今回、栃木・群馬の巨木を次々と紹介して下さる熊ちゃんが、足を伸ばして撮影に行き、素敵な写真を送って下さった。以下の解説は熊ちゃんです。 ********************************************************** 名称 三春滝桜 訪問日 4月19日 所在地 福島県田村郡三春町滝 目通り 9.5メートル 樹高 19メートル 樹齢 1000年 三春滝桜は丘の中腹にどうどうと立っていました。ごつごつとした黒い主幹、四方八方に伸ばした太い幹、その大きさに圧倒されます。さすが、樹齢千年、大正11年(1922年)に、国の天然記念物に指定されただけのことはあります。根元には小さな祠も祀ってありした。花は三分咲きくらいです。今年は開花後に雪が降り、花もさぞ驚いたことでしょう。満開の時にまた来たいと思いましたが、渋滞はきょうの比ではないと思います。これがネックですねー。 この桜へは、磐越自動車道の船引三春インターチェンジで下りて、7.3キロ程で到着します。 *********************************************************** 因みに、日本三大桜とは、この三春滝桜に加えて、岐阜県の薄墨桜(幹周9.1m)、山梨県の神代桜(幹周10.6m)を指して言う。滝桜のみが枝垂れ桜(エドヒガン系)である。滝桜はJR磐越東線の三春駅から南南東に8kmほどの所にある。定期バスはないが桜の季節(2010年は4月6日から26日まで)には、三春駅に着く列車に会わせて、滝桜までの臨時バスが運行される。 |