愛媛県今治市別名の「玉澄さんの大楠」 (2013.4.10、あささん)


 あささんから送っていただいた巨木の2つ目は、しまなみ海道の終点(始点?)の今治市にある楠の巨木で、大山祗神社の乎千命御手植の楠とは、親戚関係のようである。愛媛県の天然記念物に指定されている。以下は、あささんによる解説です。
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 枝張り30m、高さ22m、幹周10m(根元から複数の枝に分かれているので、主幹太さは多少減ると思います)、樹齢推定1000年前後。乎千命御手植の楠に出てきた「乎千命(おちのみこと)」の子孫、「越智玉澄(おちたまずみ)」が植えたと伝承されるクスノキ。看板には樹齢1000年近くと書かれていました。樹勢は旺盛です。越智玉澄の墓を根元に呑み込んでいると伝えられています。
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 玉澄さんの大楠は今治市内の別名公民館の横にある。徒歩で行くには、JR予讃線の今治市駅から出る「せとうちバス」に乗って、別名(べつみょう)で下車するとよい。少し今治駅方向に戻って最初の道を左折、さらに300mほど歩いて2本目の道を左折、100m先の道を右折して真っ直ぐに歩くと、左手に大きな楠が見えてくる。車で行く場合は、しまなみ海道の終点今治ICで降りて196号線(今治バイパス)を東に向かい700m先の片山交差点を右折するとすぐに別名のバス停である

気持ちよく枝を張っている玉澄さんの大楠。


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