愛知県名古屋市の熱田神宮の7本楠−2 (1999.10、宮川さん)


 名古屋は熱田神宮の7本楠の一挙公開の後半です。宮川さんが全てを探して データを調べ、写真を送って下さいました。写真説明は宮川さんから頂いたものです。 前半部分はこちらです。


其の四(指定番号?号)、所在,神宮会館北西角(立ち入り禁止区域) 幹回り5.95mm,樹高34.5m
 さすが神域に近いところに位置するため巨樹の周りにもセキュリティー関係の センサー類が立ち並びます。何を言わん,熱田神宮のご神宝は, 日本国最高の宝である三種の神器の一つ,「天叢雲剣」(別名草薙剣)なのです。 平成の世に移り変わるとき,皇居で行われた即位の礼ですらイミテーションが 使われるほどに門外不出のものです。

南側より


セキュリティー群に囲まれた巨樹(西側より)


其の五(熱田指定第5号)、所在,第三鳥居東(信長塀前)、 幹回り5.40m,樹高28.5m
 参道脇にあり,保存樹指定の標柱もよく見える。


其の六(熱田指定第6号)、所在,第三鳥居西(立ち入り禁止区域)、 幹回り4.48m,樹高27.5m
 信長塀のすぐ北側で,フェンスごしに姿が確認できる。 この撮影をしたときは,丁度清掃作業中ですぐ近くまで行くことができた。


其の七、枯死した巨大切り株、所在,御田神社社殿北側
 かつて,御田社前参道西に大楠があった。昭和26年の枯死時点で, 幹回りが10.30mmもあったとのことである。写真の株は,それより細いが, 場所や状況からして,かつての最大樹の一部という可能性が高い。


 その他,熱田の森には巨樹,銘木が多いが,それは別の機会に紹介したい。 数字データは,昭和59年当時のもので少々古い。(田光八幡社のみ1992年現 在)


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