イワイチョウ−岩銀杏 (2009.7.16(八方尾根)、2010.8.2(栂池自然園)、2011.6.22(栗駒山))
 Fauria cristagalli


 あちこちの高山湿原でよく見る花である。白い5弁の花弁の縁がわずかに波打っているので、見誤ることはない。縁に鈍鋸歯のある丸い葉がイチョウの葉に似ていることから「イワイチョウ」と呼ばれている。長い茎を立てて多数の白い花を付ける。
 花期は7−8月であるが、6月の栗駒山や月山でも見ることが出来た。7月の栂池自然園、立山、八方尾根、8月の八幡平、栂池自然園など、大抵の湿原で見ることが出来た。
 学名は、Fauria cristagalliで、リンドウ科イワイチョウ属の多年草である。北海道・本州の中部地方以北の高山の湿原で見られる。

8月の栂池自然園(2010.8.2)



6月の栗駒山の名残が原(2011.6.22)


7月の八方尾根(2009.7.16)



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