大阪府箕面市の「帝釈寺のヤマモモ」 (2000.12.8、野呂さん)


 有名な東海自然歩道は、大阪の箕面と東京の高尾山を結んでいる。どちらも大都市に近く、都会の人々が自然に触れることのできる家族向けのハイキングコースがあり、人々に良く知られている。昔は共に、昆虫の宝庫でもあった。
 箕面(みのお)は、滝が有名であるが、春はサクラ、秋はモミジが素晴らしい。阪急電車の箕面駅から滝に向かう川沿いの道(滝道)は良く整備され、特に晩秋のモミジが美しい遊歩道である。滝を越えて更に奥には名刹「勝尾寺」がある。勝尾寺へは南側から徒歩で山越えをして寺に至る「勝尾寺道」がある。この道もまた、多くの人々にハイキングコースとして親しまれている。その勝尾寺道の入り口付近に帝釈寺があり、境内に箕面市の保護樹木になっているヤマモモがある。
 写真のヤマモモは、大学の先輩である野呂さんが送って下さった。ここは、野呂さんの散歩道の途中だそうで、その環境が羨ましい。
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 やじきたhsさんから、帝釈寺は滝道ではなく勝尾寺道にあるとのご指摘を頂き、当初「滝道」の途中としていた記述を訂正しました。滝道にあるのは瀧安寺であり、帝釈寺は阪急箕面駅の東北東約5km、171号線の勝尾寺口信号を北に入って約1kmの左手にあります。


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