東京都利島村の「萬神堂の松」など
  (2009.2.22、葭谷さん)


 同窓の葭谷さんは、離島巡りに余念がない。2月25日現在で有人島242島、無人島24島に上陸して、その記録を昭ジジの島旅賛歌というブログに紹介しておられる。その葭谷さんが、伊豆半島の下田の南東30kmにある周囲8kmの利島(としま)に出かけた折りに、島の保護樹木を見付けて撮ってくれた写真である。葭谷さんのお便りには、「先週末から東京都にある「利島」へ出かけました。そこにある長久寺というお寺に指定保存樹木なる看板がありましたので、写真に撮って見ました。」とあった。
 クロマツの方は、樹高30m、幹周4.4mで、村の指定保護樹木になっている。長久寺の鬼門に当たる位置に江戸中期に萬神堂(バンジンドウ)が建てられたが、この近くにある松が「萬神堂の松」と呼ばれて人々に親しまれてきた。樹齢は400年程度と推定されている。
 もう一方はイブキ(ビャクシンとも呼ばれる)であって、この島で巨木に育ったのはこの1本だけであるという。樹高20m、幹周2.9mで、これも村の保護樹木に指定されている。クロマツともに、長久寺を代表する巨木である。

萬神堂の松


長久寺のビャクシン


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