栃木県塩原町の「八幡宮の大栃」 (2001.10.21、西野さん)


 先回ご紹介した「逆さ杉」がある塩原町の八幡神社の同じ境内に、大栃の木がある。西野さんの写真である。樹高30m、幹周り4.80mで、樹齢は250年と伝承される。「栃」木県と言われるくらいだから、トチノキが多いはずであるが、巨木は少なく、最大のものは日光市の菖蒲が浜にある5.30mの木で、八幡宮の大栃は県下第3位になる。ちなみに、日本で最大のものは、石川県白峰村の「太田の大栃」で13mの幹周を持つ。
 JR東北本線の那須塩原駅から出るバスに乗って、塩原温泉で下車。ここから、上塩原に向かって約1kmほど歩くと塩原八幡宮に着く。以下は西野さんからのメールの一部です。
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 東北自動車道、西那須野塩原で降り、400号線を約25分、塩原温泉郷の奥の方、 中塩原、日塩道路への分岐点近くに、塩原八幡宮があります。
 塩原八幡宮の逆さ杉の直ぐ近くに大きな栃の木があります。栃木県の県名にある木 ですから、この辺には多いようですが、中でも大ぶりの木のようです。樹齢250年との事、目測ですが、目通し5メータという所です。伸びやかな幹、枝ぶり、まだ成長期なのでしょう。



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