佐賀県武雄市の「塚崎の大くす」」
 (1997.6)


 全国第33、佐賀県第3位にランクされる楠の巨木である。武雄市文化会館の 前方の丘の上にある。これも樹齢3000年と言われるが、落雷のために 幹の上の部分が大きく欠けている。それでも遠くから見ると、若い幹が伸びて 樹勢は衰えていない。この木は近づいて、根元の空洞の中を観察することが出来る。
 根元に近づくと、やはりその大きさに圧倒される。もし落雷に遭わなければ、 他の2つの楠に負けない大きさであったと思われる。根の張りや、空洞の作る 空間の大きさは見事である。



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