奈良県菟田野町の「八房杉」 (2000.10 森本さん)


 森本さんからご投稿いただいた2つ目は奈良県菟田野町の「八房杉」です。 大阪の羽曳野市から伊勢の松坂を繋ぐ国道166号線は、深い山中を通って行くが 桜井市唐宇陀郡菟田野町をこえて、佐倉峠にかかる手前を西に400m程はいると 桜実(さくらみ)神社があり、その境内に巨大な杉が、異様な姿で立っている。
 国の天然記念物に指定されており、根元から八本に分かれた幹が、 大蛇のように地を這ったり、斜めに伸びたりと八叉の大蛇のようだと言われます。 木肌の赤と、苔の緑が対照的ということです。 残念ながら環境庁調査には資料がなく、詳しい幹周は解りません。
 森本さんが立ち寄られたときは、とんど焼きの真っ最中で、 「お神酒よばれて行き〜、これ食べて行き〜」とごちそうになられたそうです。
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八方に伸びる幹が八叉の大蛇を連想させる


苔むす樹皮


歳月を経て捻れた杉の表皮


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