山形県温海町の「山五十川の玉杉」
 (2002.11.22、瀬川さん)


 瀬川さんが昨年秋に行かれた、4泊5日「東北巨木の旅」の写真が届いている。次々とご紹介しよう。新潟県から日本海側を青森県まで北上していく。まず最初の木は「山五十川(やまいらがわ)の玉杉」である。樹高38m、根回り22.2m、目通り幹周り11.4mで、樹齢は1500年と称され、国の天然記念物に指定されている。樹形が球形であることから「玉杉」と呼ばれる。瀬川さんのメールの一節をご紹介しよう。
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 山五十川は、山形県最南部を日本海に注ぐ五十川の支流です。部落高台の熊野神社へ続く急な石段を登っていくと、傾斜地に雄大に根っこを張った玉杉が現れます。立入制限のロープで保護されているため、苔の青さが印象的でした。狭い場所のため、全体像を1枚に収めることが不可能で残念でした。
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 JR羽越本線の五十川(いらがわ)で降りて、五十川に沿って61号線を遡行すると、約6kmで山五十川の集落に着く。道が大きく左にカーブするところを南に曲がると熊野神社に着く。



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