滋賀県大津市の「沙那王大杉」 (2002.5.24)


 比叡山にハイキングに行った。銀閣寺の横から登り、比叡山頂を通って、根本中堂の裏手に達する典型的なコースである。更に坂本ケーブルに沿って下ると、比叡山高校の横の日吉神社に出る。丁度、比叡山登山の終点にあたる(逆からは登山口にあたる)所に、大きなスギがスックと立っていた。沙那王大杉と呼ばれているようである。
 高さは30m程度、幹周りは6mを優に越える。2株が一つになったようにも見えるが、一方が圧倒的に大きい。92年の環境庁調査には記載がない。
 JR西大津駅で京阪石山坂本線に乗り換えて、終点の坂本で降りる。湖と反対方向の比叡山坂本ケーブル乗車駅の方向に歩くと、比叡山高校の手前左手に大きなスギが見えてくる。車の往来が多いので、道路を渡って近づくときには要注意である。



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