栃木県粟野町の「日光神社の豊年杉」 (2005.5.23、寅五郎山さん)


 栃木の寅五郎山さんからの3つ目は、粟野町最大の杉の巨木である。以下は頂いたメールからの抜粋である。
 「栃木県上都賀郡粟野町上粕尾 日光神社の豊年杉の写真です。専門家ではないので何とも言えませんが、粟野町のパンフレットには、「粟野町最古の杉、幹周り10.05m、樹齢650年」とありました。字名は北村というところです。粟野町は林業のまちなので、大きい木があっても不思議ではありませんが、これだけの木は見たこと がありません。常日頃、日光の杉並木を見慣れている私でも、ビックリしました。
 ただ、この杉は根元部分が補修されています。何かの原因で木が傷んだのでしょう。無事回復してくれると、栃木県でも有名な樹木になると思っています。粟野町の天然記念物の指定になっていますが、県の指定には、なっていないようです。」
 粟野町には巨木が多い。さんによると、「この他に粟野町だけで、清瀧寺のカヤ、医王寺の千年カヤ、下手の850年のカヤ、久野寄居の650年の榎、田原神社の杉、口粟野の1100年カヤ、...など多々あります。」とある。
 日光神社の場所は、最初にご紹介した「星宮天満宮の杉」の北西10kmの所である。思川に沿って県道15号線を10kmほど行くと、町立上粕尾小学校がある。小川を挟んで西隣が日光神社である。
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 寅五郎山さんが、「豊年杉のまわりの細い杉が伐採され、豊年杉の全体がはっきりわかるようになりました。まさか豊年杉は伐採しないと思いますが。」というメールと共に、豊年杉の全容を送って下さった。なかなか貫禄のある木だ。写真を見ていると、本当に豊年杉も切られないかと心配になってきた(2005.12.4)。

周囲の木が伐採されて、全容が見えてきた、豊年杉(2005.12.4)





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