岐阜県白鳥町の「石徹白の浄安杉」 (1998.8.17)


 岐阜県の杉の巨木の4番目に当たる「浄安杉」が、石徹白の大杉と同じ 石徹白村にある。こちらは上在所の白山中居神社の裏山にあるので、白鳥からでる 石徹白村の管理バスの終点で降りて、30分ほどで行くことができる。
 場所はかなりわかりにくい。白山中居神社の門をくぐり、川を渡って社殿にいたり、 ここから左手の道を裏山に登っていく。要所には木の階段がこしらえてあり、 道に不安はない。登ること10−15分くらいで目の前に巨木が現れる。 遠目には4本の大木に見えるが、根は一つであり、目通り幹周りは12m、 樹高は35mである。樹齢は1000年を越えると推定されている。
 昔、浄安という名の円周寺住職がこの杉の根元に白山参詣の宿坊のために 蓄えた大金を埋めたと伝えられる。
 なお、この裏山にはブナの木がたくさん育っており、印象深い。




木々のリストへ戻る