長野県白馬村の「細野諏訪神社の大杉」 (2007.8.8、葭谷さん)


 島巡りの葭谷さんが、避暑に出かけた信州白馬村で写した写真を送ってくれた。真っ直ぐに天を突く、と言いたいような伸びやかな杉の巨木である。樹高は41m、目通り幹周り10.8mは、なかなかの壮観である。ここ細野諏訪神社には30本余りの杉の大木が茂っているが、ひときわ大きいこの杉は、本殿に上がる石段の右手に悠然と立っている。樹齢は1000年と言われ、村の天然記念物である。
 白馬村は、白馬山麓からロープウエーに乗って兎平へ登りスキーを楽しむ典型的なスキー場があり、夏は八方池山荘から五竜岳や唐松岳に登る後立山登山の要衝である。そのロープウエー起点の白馬山麓駅の東300mの所に細野諏訪神社がある。スキーや登山の前に是非立ち寄って、この国内有数の見事な杉を観賞して欲しいものである。
 白馬山麓ロープウエー駅は、JR大糸線の白馬駅で降りて、西北西に3kmの所にあり、もちろんバスの便も良い。



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