熊本県小国町の「鉾納宮の夫婦杉」 (2001.5.26)


 こちらは3年前の小国町である。小国町には巨木が実に多く、見て回ろうと思うと2日は優にかかる。小国町役場のある宮原から国道387号線を西に4kmほど行くと、右手に坂本善三美術館があり、その手前が鉾納宮(ほこのみや)である。ここには既にご紹介した「鉾納宮の大ケヤキ」があるが、本殿の両脇には立派な杉の巨木が2本あって、「鉾納宮の夫婦杉」と呼ばれている。
 樹高はいずれも約30m、本殿に向かって左の男杉は幹周6.4m、右の女杉は5.7mで、共に樹齢700年と推定されている。信心の厚い人達によって境内は綺麗に整理され、杉も元気良く育っている。夫婦であと何百年を生きるのであろうか。
 博多からは、1時間に2-3本の高速バスで杖立温泉に入り(所要2時間)、ここから1時間1本のバスで小国町に着く。熊本駅前からは、杖立温泉行き快速バス「かじか号」で約2時間30分(1日3本)である。


男杉


女杉


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