富山県魚津市の「片貝の洞杉」
  (2004、gilbertoさん)


 gilbertoさんから届いたもう一本は「片貝の洞杉」で、裏日本の豪雪地帯に育つ典型的な裏杉である。芦生の森でもニュースになったが、集合体のような形になった巨木が多く、合計幹周10mを超えるものが幾つも見つかっている。以下は、gilbertoさんのお便りの一節です。
 「富山県魚津市の山深い谷に群生しています。写真のものは林道沿いに立つ1本で、私が見た中では一番の幹周り(実測で1212p)です。写真のように主幹は根元近くで枝分かれを繰り返し、三角錘の様な樹形をしています。去年の6月に県内の団体によって日本一の幹周りのものが確認されました。4本の主幹の合計が3018cmだそうです。現在は保護の為に詳細な場所は明かされていませんが、雪解けを待って訪ねてみようと思っています。」


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