兵庫県加美町の「青玉神社の大スギ」 (2005.6.22、松村さん)


 松村さんの東播磨紀行の1つである。解説も付けていただいた。
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 国道427号沿いの道の家「R427かみ」の向い側に青玉神社の鬱蒼とした森が見える。境内のスギ林の内7本が県指定天然記念物である。高さ50-60m、根周り8-10m、幹周8-11mで推定樹齢1,000年と言われている。社殿の裏には「夫婦スギ」は樹高60m、幹周12m、根周り11m、であり地上8mで幹が2本に分かれていることから夫婦スギとしてご神木となっている。広い境内にスギの巨木が並んでいて安らぎを与えている。
 なお、道の家の奥には杉原紙研究所がある。伝統的製法の和紙を再現し宮内庁の歌会始めのために献上されているという。原材料のコウゾの林がスギ、ヒノキに奪われているので、地元の家々が庭に最低2本のコウゾを植えて材料提供に寄与しているとのことである。和紙博物館もある。
 兵庫県多可郡加美町鳥羽735 青玉神社
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 バスで行く場合には、JR加古川線の西脇市駅から出る神姫バスの山上寄行きに乗ると、終点近くの杉原紙研究所前が最寄りである。バスは1日5本程度であるので、時刻を問い合わせてから出かける方がよい。




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