大分県日出町の「松屋寺の大ソテツ」
(1999.8.17 小森さん)
大分県日出町の「松屋寺の大ソテツ」
(1999.8.17 小森さん)|
別府市の北隣の日出（ヒジ）町に全国でも有名な大ソテツがある。
小森さんからの写真である。 国の天然記念物指定を受けたソテツは１０本ほどあるが、 いずれも静岡以西の温暖な地方にある。ソテツは根元から株が分かれるので その大きさで比べることは難しいが、この松屋（ショウオク）寺のソテツは 主幹の根周りが5.4mあり、日本では最大級のものと思われる。樹高は4.5mで、 もと１株であった物が今は直径8mほどの広さに広がっている。 JR日豊本線のヨウコク駅から徒歩約５分の、日出町の中心部にある。 以下は小森さんからの便りです。 「これは．．．樹齢６００年以上の日本一のソテツだそうです。 確かに根回り幹周りの迫力は大したものです。 高さは福井県の常神のソテツの方があるかと思いますが、 この松屋寺ですか儲かって居るんですかねえ、 寺門とソテツ以外全部ぴかぴかの新築になっており 白木の造作がまぶしいのなんのって、 ソテツの古さを際立てようとしているのでしょうか 全く幽玄はおろか侘び寂びのひとかけらも残っていませんでした。」 |
