いつも素晴らしい写真のセットを「季節の木」に送って下さる「よしゆきさん」から、玉造温泉にある巨木の写真が届いた。玉造温泉は、今は市町村合併で松江市に入っているが、元は玉湯町にあった。その町名を残した玉湯小学校が玉造温泉駅の南にあり、この校庭にシンボルツリーとしてセンダンの巨木が植わっている。この木は松江市の天然記念物に指定されている。よしゆきさんによると、銘板には次のように書いてある。 「明治33(1900)年、湯町村・玉造村学校組合尋常高等小学校の開校の際に植えられたもので、樹齢は約100年、幹の太さは胸高(幹周) 4.7m、高さ 15m。島根県内で(センダンとしては)最大の巨木。周囲に何もないため、センダンとしての自然の樹形を保つ。」(括弧内は後で記入した) 玉湯小学校はJR山陰本線の玉造温泉駅の南南西500mにある。JRに沿って出雲方向に250mほど歩き、川に突き当たって左折、南に300mほど進むと左手が玉湯小学校である。 |