八雲村のスダジイ

島根県八束郡の「八雲村のスダジイ」 (2001.9.6、山本さん)


 山陰にはもう一つの日本一のスダジイの木がある。伯耆の大シイ(鳥取県)と同じ幹周で日本一を分ける。お隣の、島根県八雲村の志多備神社にある。樹高20m、目通り幹周り11.4mで、村の天然記念物に指定されており、島根県第2位の巨木である。八雲村へは、JR山陰線の松江駅から432号線で南南東方向に約8km進み、出雲郵便局の所を右折する。
 巨樹研究室というホームページを持っておられる山本さんは、秋の山陰・山陽ドライブの旅で、大雨の中でこのシイを訪問された。お便りと共に、その写真が届いた。写真の解説は山本さんによるものである。

 本体の「八雲村のスダジイ」です。もう少し離れて撮りたかったのですが、場所的に後にはさがれず、この距離で撮りました。(広角レンズが要りますね。画面の白い点はレンズに付いた雨粒です。)もう凄い迫力のスダジイで、吃驚しました。どうしてこれが国天(国指定の天然記念物)にならなかったのか、不思議な思いがしました。 (注:撮影はISO=800に増感して撮りました。)


 スダジイの遠景です。このこんもりとした樹木の中心に日本一のスダジイがありました。もう、土砂降りで、大粒の雨が画像にも写っているのが判りますね。(村 の駐車場から、100m程の距離です。駐車場から写しました。
 こんもりとした樹木の全体が「八雲村のスダジイ」ではありませんので念の為。こんもりとした樹木の中心が「八雲村のスダジイ」です。その周りを取り巻く様に同心円状にシイノキなどが植わっていました。恐らく、落ちたシイの実が孫ばえして、殆どがスダジイではないかと思います。


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