茨城県常陸太田市松栄町の「香仙寺のシイ」 (2008.12.1、熊ちゃん)


 お馴染みの熊ちゃんから昨年12月に送って貰った見事なシイの巨木をご紹介しよう。シイの巨木と言えば大抵はスダジイであり、本種もそうである。写真のように独立木でよく目立ち、どっしりとした重量感に溢れている。1991年の環境庁調査によれば、樹高25m、幹回り6.51mで、樹齢は600年と伝承され、茨城県の天然記念物に指定されている。熊ちゃんはその印象を次のように書いておられる。
 「県指定天然記念物のシイの巨木は、香仙寺境内の斜面に堂々とした姿で立っていました。600年以上前、了誉上人が境内奥にある直牒洞にこもり、このシイの実を食べて修行したと伝えられています。案内板に、目通り 9.5メートルとありますが、そこまで太くないようです。」
 香仙寺はJR水郡線の瓜連(うりずら)駅の北東4kmの所にある。徒歩で行くには、瓜連駅で降りてタクシーに乗るしかない。東京方面から車の場合には、常磐自動車道を日立南太田ICで降りて国道293号線を常陸太田に向かう。駅を越えて293号線を更に西に向かい、花房信号を左折、約1.5キロ進むと香仙寺への案内がありますから、そこを左折して間もなくです。

重量感のある堂々としたシイ


次第に近づいていく




了誉上人が10年間籠もって浄土宗の著述150巻著したという直牒洞(じきてつどう)


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