栃木県那須烏山市の「八ヶ代西山辰街道の大桜」 (2006.4.9、熊ちゃん)


 熊ちゃんさんからの4本目は、那須烏山市の「八ヶ代西山辰街道の大桜」である。4月9日に、満開の桜を届けようと、県北まで足を伸ばして下さったが、やや早かったようである。今年の予報では平年よりも早めの満開が期待されたが、京都でも平年並みの開花であった。この木は、樹高19m、目通り幹周り5.5mで、推定樹齢900年とされ、栃木県の桜としては、第3位の幹周を誇っている。栃木の名木百選の一つである。伝承によると、奥州征伐に出かけた八幡太郎義家が、桜の枝で出来た鞭を地面に刺しこれが大きくなったものと言われる。「義家桜」と地元で呼ばれる所以である。以下は熊ちゃんさんからのメールの一節です。
 「このヤマザクラは、宇都宮烏山線を東進、JR烏山線鴻野山駅を過ぎ、福岡交差点右折、八ヶ代郵便局を過ぎて間もなく右折して南下、高根沢町との境界付近にあります。大きかったです。幹には空洞があるらしくシートが貼ってあります。樹脂等を注入する適切な治療がされるといいのになぁ〜と思いました。蜂の巣もあるらしく、蜂がブンブン飛び回っています。残念なことに花は、まだまだでした。」
 なお、辰街道とは、高根沢町の東部を通り鴻之山を北上して喜連川に通じる街道を指している。





残念ながら、桜は二分咲き?


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