鳥取県江府町の「下蚊屋明神桜」 (2003.10.12、圓岡さん)


 全国的に知られたエドヒガンの銘木の一つである。大山の南麓に位置する日野郡江府町の下蚊屋(さがりがや)にあり、樹高20m、幹周り5.90mの巨木で、毎年4月上旬に花を付ける。県の天然記念物に指定されている。この季節、樹形はよく分かるが葉や花のないのが寂しい。圓岡さんも次のように書いておられる。「江府町下蚊屋にあるエドヒガンをみてきましたが、櫻はやはり花が咲いている時期でないと絵になりませんね。江府町にはこのほか幹周約5M、樹高20Mのサワラの木や、鳥取県指定の天然記念物の「七色ガシ」4月は「紫」5月は「黄色」6月は「白色」7月は「赤色」8月は「緑色」9月から翌年3月までは「青色」とその葉の色を変えるシラカシがあります。」
 徒歩で行くには、JR伯備線の江尾(えび)駅で降り、駅前から下蚊屋行きバスに乗って約15分、終点で下車し徒歩約3分の所にある。車ならば、米子道の蒜山で降りて482号線を8kmほど西に進むと下蚊屋である。



木々のリストへ戻る