北海道伊達市の「松ヶ枝のサイカチ」
  (2003.9.5、2005.2.4、西村さん)


 この地に2本残ったサイカチの巨木のもう一つは「松ヶ枝のサイカチ」である。「弄月のサイカチ」の所に載せた西村さんの解説の後半を抜粋しよう。
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 仲間のいない北海道では寂しいだろうと思ったところ、近くにもう一本のサイカチの大木がありました。1Kmほどの距離です。こちらは松ヶ枝のサイカチと呼ばれ、その通りは地図には「サイカチ通り」と名付けられています。松ヶ枝のサイカチは弄月のよりもずんぐりしています。文献では幹周は520cm、高さは不明ですが弄月のよりは明らかに低いように見受けました。
 開拓期に何本か植えられたうちの2本のみが残ったものと思われます。子供達を棘で脅しながら、ともに長生きしてもらいたいものです。
 伊達市の道の駅から国道37号線を室蘭方向へ500mほど行くと歩道橋があります。そのすぐ手前の信号で左折。300mほどで信号。ここを右折して400m程で弄月のサイカチ、右折せずに真っ直ぐ500mで松ヶ枝のサイカチ。この向かい側に高等養護学校があります。
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 JR室蘭本線の伊達紋別駅で降りる。そこからの道順は「弄月のサイカチ」をご覧下さい。



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