岩手県大船渡市三陸町の「ど根性ポプラ」 (2015.7.12、澁川さん)


 澁川さんが「三陸大王杉」と共に送って下さった銘木である。銘木という所以は、あの三陸大津波を生き残った生き証人だからである。以下に澁川さんによる説明をご紹介しよう。
 「大王杉の下近くにあるポプラは、三陸町で一番津波被害が大きくほぼ全滅した越喜来(おきらい)地区の中央にもともと1本だけあったもので、チリ沖大津波も今回もびくともしなかったということから、最近テレビなどでも採り上げられているそうです。陸前高田の奇跡の一本松の連想でしょうか。三陸駅から大王杉までの途中にあり、用水路を隔てた隣は越喜来小学校だったそうです。
 その奥に見えるケヤキも津波をかぶっても同じく生き残ったということで注目されているそうです。」
 三陸鉄道南リアス線三陸駅からの行き方は、最下段の地図に示してある。丸印が三陸大王杉、ど根性ポプラ、ど根性ケヤキ(仮名)である。いずれも駅から近い。。

孤高の人のように立つ大きなポプラ(遠くにケヤキの木が見える)



2度の大津波にもびくともしなかった大幹


地元の人々の感動が伝わってくる


もう一本、こちらも奇跡のケヤキの木


国土地理院地図上に、三陸大王杉、ど根性ポプラ、ど根性?ケヤキを示した


木々のリストへ戻る