アルゼンチンのブエノスアイレスの「ラバージュ広場のオンブー」 (1991.11、奥山さん)


 大学生の時に、卒業研究の指導をしていただいた奥山先生から珍しい巨木の写真を送っていただいた。南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス市内のラバージュ広場にある「オンブー」の巨木の写真である。1991年に学会出張されたときの写真であろう。ちっちゃな子が、周りを走り回っている姿が微笑ましい。
 オンブーは日本では植物園にしかないが(浜松フラワーパークなど)、アルゼンチン・ブラジル・ウルグアイなど南米の乾燥した草原ではよく見かける木で、巨木に育つ。学名はPhytolacca dioicaである。本来は草目であるが、幹のように巨大な茎を持っており、茎周は12-18m、高さは20mを越える。乾燥に強く、茎には多くの水分を貯めて柔らかいが、樹液は有毒である。常緑樹で、草原地帯で恵みの日陰を作りシェルターとなる。



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