群馬県東吾妻町大戸の「稲田のヤマナシ」 (2011.11.1、熊ちゃん)


 吾妻渓谷に紅葉を見に行った帰りに立ち寄ったと、熊ちゃんから「稲田のヤマナシ」の迫力ある写真を送っていただいた。この年の吾妻渓谷の紅葉は今ひとつだったようだが、ヤマナシは収穫だったのではないだろうか。春には木一杯にナシの白い花が咲き、見事だと思われる。是非その写真も送っていただきたいものである。以下は熊ちゃんによる解説です。
 「ヤマナシは、国道145号線を沼田方面に向かい、郷原信号を右折」して58号線(中之条吾妻線)を南に進んだ、大戸地区(稲田)にあります。ヤマナシは、畑の中にある稲荷神社境内に立っていました。幹が少し傾いています。葉がほとんど落ちたヤマナシを根元に立って眺めると、ごつごつしていて、少しねじれている幹から、荒々しさと逞しさが伝わってきました。4月下旬から5月上旬という花のの時期に、また見てみたいものです。
 巨木の近くが東京電力の所有地らしく、金網の柵が巡っていました。写真を撮るのには本当に邪魔でしたが、どうにもなりません(笑)
 所在地:群馬県東吾妻町大戸754-1
 幹周り 3.55m、樹高 17m、推定樹齢 300年 群馬県指定天然記念物」
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 徒歩で行くには、JR吾妻線の郷原駅で降りて、大戸行きの関越交通バスに乗って稲田下車すればよい。バスは1日に5本程度出ている。

遠望。中央に見えるのがヤマナシ。


近づくと、稲荷社の鳥居と建物が見える。


巨木はやや体を傾けている。


そして、幹がよじれている。



樹皮も綺麗で、堂々とした幹である。


吾妻渓谷の紅葉。2011年は今一つ。


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